また、8月17日付朝日新聞朝刊の1面コラムも、バイデン発言について「無神経というほかない」「発言は傲慢ともとれる」などとかみついていたが、やはり次のように認めていた。
「日本国憲法が米国主導で生まれたのは事実だ」
不都合な真実からは目をそらせていたいのに、本当のことを言うなんてやぼだと怒っているのか。コラムは、こうも書いていた。
「『アメリカから押しつけられた憲法だから改憲すべきだ』と主張する人たちが歓迎しそうな話だ」
確かに筆者も、現行憲法は米国から押し付けられたものだと思っているし、その事実は憲法改正を目指す一つの理由にはなると考えている。