また、北朝鮮が2月に発射したミサイルについて、平成24年12月に発射した「テポドン2号」改良型と断定。同じ型のミサイル発射を成功させたことを踏まえ、「北朝鮮の長射程の弾道ミサイルの技術的信頼性は前進した」と分析した。ただ、弾頭の大気圏再突入技術に関しては「さらなる検証が必要になる」とし、弾道ミサイル発射が今後も続くことを示唆した。
在沖縄米軍基地に関しては「沖縄は、米本土やハワイ、グアムなどと比較して、わが国の平和と安全にも影響を及ぼし得る朝鮮半島や台湾海峡といた潜在的紛争地域に近い位置にある」との記述を新たに盛り込み、沖縄の地政学的重要性を強調した。
昨年9月に成立した自衛隊の役割を拡大させる安全保障関連法関連では計10本のコラムを掲載。同法は「歴史的な重要性持つ」と説明した。