現在の補助率は、同等クラスのガソリン車との価格差の全額から3分の2としている。16年度も基本的には同様の補助率を設定する方針だが、低価格化が進んだ車種については価格差分を全額交付するなどメーカーに価格低減努力を促す仕組みも検討する。
EV販売は、日産自動車と仏ルノーの連合が6月に累計25万台達成を発表したが、来年までに150万台の当初目標の達成については延期するなど苦戦している。
政府は、新車販売に占める次世代車の割合を20年までに20~50%に高める方針を掲げる。だが現在の比率は約2%で、「このままでは目標達成は厳しい状況」(政府関係者)となっている。