自動車各社、HV多様化進む ホンダ「CR-Z」改良、ベンツはディーゼル追加 (1/3ページ)

2015.8.28 06:34

クリーンディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車「S300h」を発表するメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長=27日、東京都港区

クリーンディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車「S300h」を発表するメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長=27日、東京都港区【拡大】

  • 一部改良しホンダが10月19日に発売する「CR-Z」=27日、東京都港区

 自動車各社が電動モーターでエンジンの駆動を補助するハイブリッド車(HV)の多様化を進めている。メルセデス・ベンツ日本は27日、高級セダン「Sクラス」にディーゼルのHV「S300h」を追加して発売。ホンダもスポーツ型のHV「CR-Z」を10月に一部改良する。低燃費のHVが国内市場の主流になる中、各社は違いを打ち出して販売拡大につなげる考えだ。

 「S300hはディーゼルの力強い走りと、HV(技術)をバランスして使うことで高い燃費性能を実現した」。メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は同日、都内の発表会でこう胸を張った。

 ディーゼルのHVは日本で初めて。駆動力の高いディーゼルを使うことでエンジンの排気量も2200ccまで小型化し、軽油1リットル当たり20.7キロの燃費を達成した。

「ディーゼルの投入でHVの比率は飛躍的に伸びる」と自信

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