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隠し技キラリ 早春の味わい再発見 渡月亭 (1/4ページ)

2016.2.14 13:30

彩り豊かに盛り付けられた前菜。会席料理への期待感を高めてくれる=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)

彩り豊かに盛り付けられた前菜。会席料理への期待感を高めてくれる=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 「松風閣」で味わえる竹弁当。繊細な技が詰まった味覚の“玉手箱”だ=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)
  • 煮物、揚げ物、みそ漬け…と“味覚散歩”が楽しめる合肴=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)
  • 白梅の小枝が添えられ早春をイメージさせる先付=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)
  • 中身をくり抜き、柚子の皮を器にした茶碗蒸し=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)
  • ヨモギ豆腐が沈むすまし汁の煮物椀=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)
  • 京都らしい薄味に仕上げられた炊き合わせ=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)
  • 「食材それぞれの持ち味を生かす」と語る村井隆顧問(右)と湯浅英治料理長=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)
  • 大正時代に渡月橋のたもとに移転、開業した「渡月亭」=2016年2月4日、京都市西京区(志儀駒貴撮影)

 【京都うまいものめぐり】

 四季を通じて国内外から観光客が訪れる風光明媚(めいび)な地、京都・嵐山。この地で身も心も癒やしてくれる料理旅館が「渡月亭」だ。上品な味わいの中にさりげない隠し技が秘められた会席料理の品々や、味覚の“玉手箱”ともいえる「竹弁当」など、風雅を愛する人々の舌を必ず満足させてくれる。宿泊客ならずとも食後にゆったり入浴することもでき、「京都の休日」を満喫するには最適の館だ。

 料理のコンセプトについて「食材の持ち味を引き出すためにできるだけ手を加えず、器や盛り付けにもこだわる」(村井隆顧問)というように、会席料理の先付「春野菜の白和え」が早春を思わせる鶯色の容器に盛り付けられて登場する。

 芹、タケノコ、赤貝…

 裏ごしをした豆腐に芹(せり)、うるい、長ひじきが混ぜ合わされ、ツクシの頭や白梅の芽をつけた小枝が添えられ、まさに春の装い。もう一品は赤貝の辛しみそあえ。口に含むと赤貝のコリコリとした食感が楽しめる。

お凌ぎ「柚子釜香梅蒸し」 趣向を凝らした一品

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