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テーブル彩る地野菜のアート 口の中に秋が広がる リストランテ・オルト (1/4ページ)

2015.10.18 15:30

「京鴨ローストとハンバーグ_アンコールペッパーソース」。京都で育てられた鴨肉をローストとハンバーグの2つの味が楽しめる一皿。ジャガイモのピュレとジャガイモのニョッキのフリットが添えられ、鴨肉から取られたソースに生コショウのアンコールペッパーがアクセント。料理はすべて7500円のコースから=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)

「京鴨ローストとハンバーグ_アンコールペッパーソース」。京都で育てられた鴨肉をローストとハンバーグの2つの味が楽しめる一皿。ジャガイモのピュレとジャガイモのニョッキのフリットが添えられ、鴨肉から取られたソースに生コショウのアンコールペッパーがアクセント。料理はすべて7500円のコースから=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 前菜3皿目「イクラと旬の野菜の取り合わせ」。カボチャや紫芋、冬瓜をはじめ、ルッコラや伏見唐辛子など40種類の野菜が頂けるサラダ。温かい新米のソースとからめれば、夏の名残と秋の恵みを存分に頂ける=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 付きだしの「ぎんなんとウサギのレバーパテ_フロマージュブランをそえて」は木箱一杯にぎんなんといちょうの葉が敷き詰められ、秋の気分を盛り上げる=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 前菜の1皿目「サバのマリネと紫大根を使った一皿」は、生すし用のサバをマリネし、泡のソースが乗せられ、赤ジソのゼリーや大根のピクルスが添えられる。酸味で食欲をかき立てられる前菜の一品=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 前菜2皿目「サツマイモのスープとフォアグラのポワレ_エスプレッソのソース」。揚げられた栗のスライスチップがフォアグラを飾り、サツマイモの甘いスープとエスプレッソソースの苦みで味を引き締める=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • デザートの「伏見斎藤酒造_純米大吟醸の酒粕スフレ」。おちょこに入った酒粕を発酵させた酵素ジュースを柚子のジェラートにかけて頂く。濃厚な酒粕のスフレは大人にふさわしい味わい。器にもシェフの遊び心がふんだんに盛り込まれている=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • バターやオイルは極力控えて食材のうまみを存分に引き出す、オーナーシェフの谷村真司さん=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 京町家らしく細長いウナギの寝床の内観=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 繁華街から少し離れた路地にあるリストランテ・オルト。真っ白な外観が目印=2015年10月5日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)

 【京都うまいものめぐり】

 京の食材をふんだんにお皿に盛り込むことで定評のあるイタリアン「リストランテ・オルト」は京都の繁華街、烏丸御池にほど近い路地にあり、大人の隠れ家的たたずまいを見せる。真っ白な壁に大きなガラス扉。京町家の細長いウナギの寝床は坪庭がしつらえられ、気取らない雰囲気の中、本格的なイタリアンが堪能できる。オーナーシェフの谷村真司さんが作る料理の一皿一皿は繊細で、テーブルを彩るアート作品のようだ。

 店名の「オルト」はイタリア語で「菜園」のこと。種をまき、芽が出、花が咲き、野菜が実る。季節ごとに表情を変え、四季の変化を料理で感じられたら、との思いを込めた。

 引き算から生まれる料理

 「イタリアンというとオリーブオイルたっぷりのイメージがありますが、うちの料理は引き算から生まれます」と谷村さん。実際、塩分やオイルを控える代わりに野菜でソースを作り、スパイスを使ってアクセントをつけるので「皿数は多いですが、次の日の胃の軽さに驚きますよ」と胸を張る。

一皿一皿に驚きの要素

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