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遊子水荷浦の段畑 イモの葉が描く「春色等高線」 (2/2ページ)

2015.3.26 11:15

50段を超える石垣が積まれた畑。緑のラインがきれいな幾何学模様を描く=2015年3月5日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)

50段を超える石垣が積まれた畑。緑のラインがきれいな幾何学模様を描く=2015年3月5日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)【拡大】

  • ジャガイモ畑が階段状に連なる「遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑(だんばた)」。青い海と緑の葉のコントラストが春を告げる=2015年3月4日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)
  • 山一面に段畑(だんばた)が広がる遊子水荷浦(ゆすみずがうら)=2015年3月4日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)
  • 斜面には作業用のモノレールもあるが、モノレールで行けないところはよじ登る=2015年3月5日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)
  • 小ぶりの石が積まれた石垣は、水はけが良く、根菜の栽培に適している=2015年3月4日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)
  • 農業用のモノレールが急斜面での作業を支える=2015年3月4日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)
  • 海に面した日当たりのよい斜面地で栽培されるジャガイモ=2015年3月4日、愛媛県宇和島市(沢野貴信撮影)
  • 愛媛県宇和島市の「遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑(だんばた)」

 海岸線の天気はめまぐるしく変化する。激しい風や雨で石垣が崩れることもある。

 「今から直しに行くけん。一緒に登るか」と農家の鈴木邦紀さん(73)に誘われ、畑の中へ。石段を登りきると、眼下に緑の葉とグレーの石垣の幾何学模様が広がった。

 「石を積めて一人前」。段畑での栽培には、石垣を守る技が欠かせない。

 春本番を迎え、葉の色が緑から黄へ変わり始めた。ジャガイモの収穫まであと少しだ。(写真・文:写真報道局 沢野貴信/SANKEI EXPRESS

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