≪【維新】大幅減…存在感低下≫
維新の党は公示前の42議席から大幅に減らし、存在感の低下は免れない。今後は野党再編に活路を求め、無所属や民主党の一部議員と「新たな枠組み」を模索するとみられる。
江田憲司共同代表(58)は14日夜のテレビ番組で「(小選挙区で他の野党との)すみ分けを図ったが、やはり国民の信用に足る選択肢たり得なかった」と述べた。橋下(はしもと)徹共同代表(45)は「維新と僕に対する信任がなかったということだ」と総括した。
≪【共産】与党批判の受け皿で躍進≫
共産党は選挙前の8議席から大躍進した。小選挙区と比例代表を合わせて315人を擁立。民主党など他の野党が苦戦する中で与党批判の受け皿となり、比例票を手堅く集めた。志位和夫委員長(60)は14日夜のインターネット番組で「経済でも外交でも、国民目線に立った訴えが評価された」と述べた。(SANKEI EXPRESS)