サイトマップ RSS

【Q&A】米のシリア空爆 対イスラム国「弱腰」批判をはね返す (1/4ページ)

2014.9.29 10:00

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる【拡大】

  • 過激派「イスラム国」の活動範囲(※赤丸は主な空爆地点)=2014年9月23日現在、※米中央軍の資料などから作成
  • シリア領内にある過激派「イスラム国」をめぐる構図=2014年9月22日現在
  • 「イスラム国」国際包囲網をめぐる会議<各国の立場>=2014年9月15日、パリ国際会議
  • アルカーイダとイスラム国の比較=2014年9月10日現在
  • イスラム過激派「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」の活動範囲=2014年6月13日現在、※ワシントン・ポスト紙による

 米国は22日(シリア時間23日)、過激派「イスラム国」のシリア領内にある拠点に対し、初の空爆に踏み切った。

 Q イラクでは8月から空爆しているね

 A イラクと異なり、シリアは空爆を要請していないんだ。シリアのアサド大統領は、自らの退陣を迫る米国と連携するつもりはないからね。とはいえ米国から空爆の事前通知を受け、事実上容認する姿勢を示しているよ。アサド政権にとっては過激派も、親欧米の反体制派も同じ「テロリスト」だからね。

 Q 要請もないのに他国で軍事行動を取って大丈夫?

 A 今回のシリア空爆は、国連憲章が規定する安全保障理事会の決議を経ていないから国際法違反だという批判がある。けれど、米国は空爆の根拠に、個別的または集団的自衛権を認めた国連憲章51条を挙げている。イスラム国による脅威が差し迫り、実力行使に踏み切ったという説明だね。

「穏健派対過激派」という主張を前面に出したかったのかも

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ