政策決定者の決断に影響を及ぼし、政策を変えることは容易ではない。しかし、私たち一人一人が世界の課題解決のために行動を起こし、一丸となって政府に働きかけることで影響力が強まり、政策の改善につながり、より良い世界が創られる。どこに住んでいようとも、全ての子供たちがまずは5歳まで生きられる世界を創るために、ぜひ、皆さんの力を貸していただきたい。(文:ワールド・ビジョン・ジャパン 柴田哲子(のりこ)/撮影:ワールド・ビジョン・ジャパン/SANKEI EXPRESS)
■しばた・のりこ 東京外国語大学卒業後、国際協力銀行(当時海外経済協力基金)入行。中央アジア・カフカス(英語名コーカサス)地域向け円借款事業などを担当。退職し、国際NGOジェン(JEN)入団、事務所長としてアフガニスタンに赴任。治安状況が悪化する中、2カ国にまたがる3事務所を統括し、復興支援事業を実施。帰国後、出産・育児のためにジェンを退団。東日本大震災を機にワールド・ビジョン・ジャパンに入団。東日本大震災の復興支援に携わった後、現在は広報・アドボカシー課長。