【アートクルーズ】
シラカバの林の中に、自然に溶け込んだチャペルをつくろうという「白樺の森建築プロジェクト」が、長野県軽井沢町の「軽井沢ニューアートミュージアム」でスタートした。ガラス作品で世界的な注目を集めるフランスのジャン=ミシェル オトニエル氏(50)と、日本を代表する建築家・隈研吾氏(59)とのコラボレーション。アート作品とともに式を挙げるアートウエディングの施設として新たな名所となりそうだ。
愛のつながり重視
すでにオトニエル氏によるオブジェ「こころの門」が、建設予定地に設置されている。金属製で高さ3.65メートル。赤と白の球がつながってできたハートが2つ組み合わされている。遠目には、紅白の水引を想起させ、まさに祝福される2人が“結ばれる”イメージだ。