■映画「大いなる沈黙へ-グランド・シャルトルーズ修道院」 舞台はフランスのアルプス山脈に建つグランド・シャルトルーズ修道院。世俗から隔絶された世界で、修道士たちは何世紀も変わらず厳しい戒律を守り、神に生涯をささげて暮らしている。16年の交渉の末、これまで明らかにされていない内部にカメラが入った。約6カ月間、監督が1人で修道院の一員として、修道士と同じ勤めをこなしながら撮影した異色のドキュメンタリー。最新作「警察官の妻」が昨年のベネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞したフィリップ・グレーニングが監督・脚本・撮影・編集。7月12日から東京・岩波ホールほか全国順次ロードショー。