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“中国頼み”ハリウッドのトランスフォーム 映画最新作で最大限配慮 (1/3ページ)

2014.6.29 08:12

 人気SFアクション米映画「トランスフォーマー」シリーズの最新作「トランスフォーマー/ロストエイジ」が27日、米国と中国で封切られた。日本公開は8月8日。過去のシリーズ3作は全世界で計27億ドル(約2740億円)を超える大ヒットを記録。今回もどこまで興行収入を伸ばすか注目されているが、第4作は画面に中国的な要素がふんだんに登場し、中国の観客を引き付けるために最大限の配慮がなされているのが特徴だ。今や中国は世界第2の映画市場となっており、ハリウッドも“中国頼み”に傾いていることが顕著に表れた形だ。

 公的支援受けて制作

 「トランスフォーマー」は日本の玩具メーカー、タカラトミーが1980年代から展開している変形ロボット玩具をモチーフにした実写映画で、自動車や飛行機、ブルドーザーなど、何にでもトランスフォーム(変身)できる宇宙からやってきた金属生命体の集団が、地球側に味方する善と、その逆の悪の集団に分かれ、地球上で激しい闘いを繰り広げるという物語。

 1作目は2007年、2作目は09年、3作目は11年に公開され、特に3作目は中国での興収が約1億4500万ドル(約147億円)と1億ドルの大台を突破したこともあり、全世界で11億2400万ドル(約1140億円)と桁違いの興収をあげた。

中国の俳優や風景を映画にふんだんに取り入れる必要が生じる

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