≪「幸せな記憶」 熱烈に愛されて≫
ウィリアム王子とキャサリン妃、ジョージ王子は、ニュージーランドとオーストラリアで熱烈な歓迎を受け、4月25日に帰国の途に就いた。
オーストラリアは英連邦の一員だが、立憲君主制維持か共和制移行かをめぐる議論が長く続き、1999年には国民投票も行われた。今回、地元紙の世論調査では共和制支持が過去最低で、若年層の反対が多いことが判明。地元紙は「若い世代は王室を映画のスターのように見ている」と分析した。
連日、キャサリン妃のファッションが話題となった。ジョージ王子はシドニーのタロンガ動物園で(4月)20日、王子にあやかって「ジョージ」と名付けられたオーストラリア固有の有袋類「ビルビー」と対面するなど、「公務デビュー」を果たした。
ウィリアム王子は(4月)24日の演説で「幸せな記憶とともに帰国する」と謝意を表明。夫妻は(4月)25日、オーストラリアの首都キャンベラで戦争記念日「アンザックデー」の式典に出席した後、帰国のため経由地に向かう航空機に乗り込んだ。(共同/SANKEI EXPRESS)