文都兄さんがあの世から鴻巣寄席に自分の存在を伝えに来てくれたこと。一緒にその日の落語会を楽しんでくれていた感じが伝わってきて、僕はすごくうれしかった!
文都兄さん! またいつでもお越しくださいね!(落語家 柳家花緑、写真も/SANKEI EXPRESS)
■やなぎや・かろく 1971年、東京都出身。87年、中学卒業後、祖父、五代目柳家小さんへ入門する。前座名は九太郎。89年に二つ目昇進、小緑と改名。94年、戦後最年少の22歳で真打昇進、柳家花緑と改名する。古典落語はもとより、劇作家などによる新作落語や話題のニュースを洋服と椅子という現代スタイルで口演する「同時代落語」にも取り組む。ナビゲーターや俳優としても幅広く活躍する。
【ガイド】
■池袋演芸場 4月上席・夜の部 主任。4月10日まで、池袋演芸場(東京)。劇場(電)03・3971・4545
■独演会「花緑ごのみ」 4月13日 午後1時開演。千葉市文化センター(千葉)。劇場(電)043・224・8211