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【花緑の「世界はまるで落語」】(22) 節分でご縁を感じる年のはじまり (1/4ページ)

2014.2.3 16:40

弟子と私。左から緑君(ろっくん)、柳家花緑(やなぎや・かろく)、花いち(はないち)。そして2月3日も行われる=静岡県静岡市駿河区・平澤寺(へいたくじ、柳家花緑さん提供)

弟子と私。左から緑君(ろっくん)、柳家花緑(やなぎや・かろく)、花いち(はないち)。そして2月3日も行われる=静岡県静岡市駿河区・平澤寺(へいたくじ、柳家花緑さん提供)【拡大】

  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ)、鬼〆(おにしめ)、花緑、初花(しょっぱな)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ)、(後列左から)圭花(けいか)、緑太(ろくた)、フラワー、緑君(ろっくん)、花いち(はないち)、まめ緑(まめろく)、花どん(はなどん、提供写真)
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ、3人目の弟子)、鬼〆(おにしめ、2人目の弟子)、花緑(師匠)、初花(しょっぱな、最初の弟子)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ、弟子ではなく一門に入門)、(後列左から)圭花(けいか、10人目の弟子)、緑太(ろくた、7人目の弟子)、フラワー(8人目の弟子)、緑君(ろっくん、4人目の弟子)、花いち(はないち、5人目の弟子)、まめ緑(まめろく、6人目の弟子(女性))、花どん(はなどん、9人目の弟子(花緑さんの弟子はこの時点で9人)=2012年7月7日現在
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)さん(ミー&ハー_コーポレーション提供)
  • 【本の話をしよう】「落語が教えてくれること」(柳家花緑著/講談社、1000円、提供写真)

 2月3日は節分です! 私は毎年必ず伺う場所があります。静岡県にある平澤寺(へいたくじ)です。もうこのお寺とのお付き合いは長くなりました。

 僕が最初にお邪魔したのが前座の時ですから26年前で17歳の頃です。師匠の五代目柳家小さんと一緒に訪れました。大勢の人の前で豆をまくのは、その時が初めてのこと。何だかとても緊張したのを覚えております。別に豆をまくのに緊張することはないんですが、高座へ上がったときに見るお客さまの顔とちょっと雰囲気が違うんです。何がどう違うのかは、もっと後になって分かってくるのですが…。

 豆をもらう必死の形相

 毎年のスケジュールは2月3日の昼前にはお寺に入り、東海軒の鯛めしと手作りの豚汁、地元で取れたイチゴにお新香を頂いているうちに、外では梵焼供養祭(ぼんしょうくようさい)が始まり、ダルマやお札などお焚き上げをしてもらいます。そして午後も1時を回るころ、本堂から100段はあろうかという石段を登っていくと立派な観音堂があり、楽しみにお見えになった檀家さんに地元の人々が今か今かと待ち続けている中、まずは女性だけによる和太鼓の演奏が行われます。

「福は~内!」「福は~内!」 「鬼は外!」は言わないですね

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