【牧野直子の健康ごはん】
休日の昼ごはん、みなさんどうしていますか?「レパートリーが少なく、マンネリになりがち」「なるべく手軽に作りたい」「一皿なので栄養バランスが良くない気がする」という3つが主な悩みのたねのようです。
この3つをクリアするポイントですが、まずは栄養バランスについて。ごはんやパン、麺などの炭水化物源になる主食、肉や魚、卵、納豆などたんぱく質源が中心の主菜、ビタミンやミネラルを補う野菜が主になる副菜の3要素がそろえば、細かい栄養計算はしなくてもバランスが整います。これは昼ごはんだけではなく、朝食も夕食も同様です。
そして、これらを手軽に作るには、日ごろから食材の使いまわしやストックの仕方がポイントになります。例えば、今回の丼の野菜は冷蔵庫の余り野菜でOK。玉ねぎ、にんじんは常備野菜だと思いますが、ピーマンは小松菜やニラなど下ゆでの必要がない緑の野菜でも代用できます。きのこ類は切って冷凍しておけばすぐに使えます。豚肉は多めに買って、昼食用に冷凍しておきましょう。