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原発へのレッテル貼りは必要か (1/3ページ)

2014.3.3 14:50

東京都知事選開票結果=2014年2月9日投開票、※都知事選には舛添(ますぞえ)要一氏、宇都宮健児氏、細川護煕(もりひろ)氏のほか、田母神(たもがみ)俊雄氏ら、いずれも新人で無所属や諸派の計16人が立候補した。投票率は46.14%で、2012年の前回選(62.60%)を大幅に下回り、過去3番目の低水準だった。

東京都知事選開票結果=2014年2月9日投開票、※都知事選には舛添(ますぞえ)要一氏、宇都宮健児氏、細川護煕(もりひろ)氏のほか、田母神(たもがみ)俊雄氏ら、いずれも新人で無所属や諸派の計16人が立候補した。投票率は46.14%で、2012年の前回選(62.60%)を大幅に下回り、過去3番目の低水準だった。【拡大】

 【安倍政権考】

 自民党が、政府のエネルギー基本計画案に対する党内議論を開始した。来週からは与党ワーキングチームも設置し、公明党との調整も同時並行で進める方針だという。

 この計画の政府案をめぐっては自民党内に、早期に了承すべきとする賛成派と、時間をかけて議論し修正を加えるべきという慎重派がいる。公明党も原案のまま党内手続きを進めることには慎重だ。高市早苗自民党政調会長が主張するように3月中に与党内手続きを終え、閣議決定するというのは容易ではなさそうだ。

 このまま原発の再稼働を1基も許さず、「原発即時ゼロ」へと向かうことが民意とは言えないことは、2月9日の東京都知事選の結果からも明らか。当面の目標は原発ゼロではなく、電力供給源を多様化する「ベストミックス」の達成にある。

 問題は、その目標に向かう中で、自民党内にいる一部の「脱原発派」議員が主張しているように、原発について「過渡的なエネルギー」というレッテルを貼ることが本当に必要なのかということだ。

 彼らの懸念は、東京電力福島第1原発事故への反省を忘れて、原発政策を推進する勢力が現れることだろう。だから「過渡的エネルギー」と申し渡すことで、そうした勢力が“増長”するのを防ぐ狙いがあるとみられる。

原子力規制委員会の定める基準と審査をパスしなければいけない

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