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【都知事選】来月9日投開票 首都決戦スタート 16人が立候補 (2/5ページ)

2014.1.24 07:10

都内各所で支持を訴える都知事選に立候補した(左から)宇都宮健児、ドクター・中松、田母神(たもがみ)俊雄、舛添(ますぞえ)要一、細川護煕(もりひろ)の5氏=2014年1月23日

都内各所で支持を訴える都知事選に立候補した(左から)宇都宮健児、ドクター・中松、田母神(たもがみ)俊雄、舛添(ますぞえ)要一、細川護煕(もりひろ)の5氏=2014年1月23日【拡大】

  • 東京都知事選(届け出順)=※2014年1月23日告示、2月9日投開票
  • 都庁の近く設置された東京都知事選のポスター掲示板=2014年1月17日、東京都新宿区(松本健吾撮影)
  • 都知事選告示後の第一声街頭演説をする宇都宮健児氏=2014年1月23日午前、東京都新宿区・JR新宿駅東口前(大山実撮影)
  • 都知事選告示後の第一声街頭演説をする田母神(たもがみ)俊雄氏=2014年1月23日午前、東京都渋谷区の渋谷駅前(桐原正道撮影)
  • 都知事選告示後の第一声街頭演説をする細川護煕(もりひろ)氏=2014年1月23日、東京都新宿区・都庁前(寺河内美奈撮影)

 細川氏は都庁前で「成長に原発が不可欠との国の姿勢には、危機感を持っている。再稼働をやめて自然エネルギーを活用した社会に踏み出すべきだ」と訴えた。小泉純一郎元首相(72)の支援を受け、「原発ゼロ」を前面に掲げて戦う方針。東日本大震災の被災地と連携した五輪開催を主張する。

 田母神氏は渋谷・ハチ公前で「東京が外国からの投資を呼び込み、景気を良くするには災害に強く美しい町にすることだ」と強調した。

 都知事は石原氏、猪瀬氏と2代続けて任期途中で辞職し、11年4月、12年12月に続き、3年間で3回目の都知事選となる。無所属で発明家のドクター・中松氏(85)も立候補した。

 都選挙管理委員会によると、選挙人名簿登録者数は1月22日現在で1082万567人。

 ≪「勝手連」や自主投票…薄まる政党色≫

 都知事選で各政党は独自候補の擁立を見送り、自民、公明両党は舛添(ますぞえ)氏を、共産、社民両党は宇都宮氏をそれぞれ支援する。他の野党も、細川氏や田母神(たもがみ)氏らを「勝手連」で応援する動きがみられる。ただ、無党派の行方が雌雄を決するとされるため、どの党も前面には出にくい状況にあり、政党の力量の低下を浮き彫りにしている。

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