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宇宙から見たオーロラ展2014 「光のカーテン」 全体像は? (3/3ページ)

2013.12.24 15:30

米アラスカ州のマッキンリー山の麓の氷河の上でキャンプをして撮影。東の地平線から頭上を通って西の地平線まで至るような巨大なオーロラだ=2008年2月10日(松本紀生さん撮影)。(C)Norio_Matsumoto

米アラスカ州のマッキンリー山の麓の氷河の上でキャンプをして撮影。東の地平線から頭上を通って西の地平線まで至るような巨大なオーロラだ=2008年2月10日(松本紀生さん撮影)。(C)Norio_Matsumoto【拡大】

  • 宇宙から撮影したオーロラ。国際宇宙ステーションから出ているロボットアームが映り込んでいる=2012年7月15日。(C)Image_courtesy_of_the_Image_Science_&_Analysis_Laboratory,NASA_Johnson_Space_Center
  • 米アラスカ州のマッキンリー山の麓の氷河の上でキャンプをして撮影。回りすべてのアラスカの山々が映り込み、なおかつ月明かりで白く浮かび上がってとても幻想的なシーンだった(松本紀生さん撮影)。(C)Norio_Matsumoto
  • 宇宙から撮影したオーロラ。国際宇宙ステーションから出ているロボットアームが映り込んでいる真夜中の映像だ=2013年10月30日。(C)Image_courtesy_of_the_Image_Science_&_Analysis_Laboratory,NASA_Johnson_Space_Center
  • 宇宙から撮影したオーロラ。NASA(米航空宇宙局)はどこから誰が撮影したのか明らかにしていない=2010年5月29日。(C)Image_courtesy_of_the_Image_Science_&_Analysis_Laboratory,NASA_Johnson_Space_Center
  • 米アラスカ州のマッキンリー山(標高2万237フイート、6168.2メートル)=2013年9月12日現在
  • 写真家、松本紀生(のりお)さん=2010年7月20日、米アラスカ州(本人提供)

 宇宙飛行士の誰が撮影したかは秘密という。地球上ではカーテン状に見えることが多いオーロラだが、宇宙から見ると、そうは見えない。また、ISSは高度400キロくらいの上空を飛行しているため、地表から80~500キロの場所に出現するオーロラに突っ込んでいくような位置から撮影できることもあるという。

 宇宙からのオーロラ写真に加え、1年の半分近くをアラスカで過ごす松本さんが、マッキンリー山の麓の氷河上でキャンプ生活をしながら撮影したオーロラ写真12点も展示する。まるで頭上に降り注ぐかのような大きなオーロラや、周りのアラスカの山々がすべて映り込んだ上に、月明かりで山々が白く浮かび上がる幻想的なシーンが見られる。

 また、オーロラ発生の仕組みを学ぶことができるデジタル立体地球儀「タジックアース」を使用し、オーロラの映像を大型半球形のスクリーンに投影する。また、実際アラスカでオーロラが発生する様子を生中継するデモンストレーションや、現在ISSに滞在中の若田宇宙飛行士との交信などが行われる。(EX編集部/撮影:写真家 松本紀生、NASA Johnson Space Center/SANKEI EXPRESS

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