サイトマップ RSS

風に吹かれて、青空古書店 フランス セーヌ川 (3/5ページ)

2013.11.18 15:30

フランス・首都パリ市街

フランス・首都パリ市街【拡大】

 この古本市は、17世紀以前にさかのぼる古い歴史を持ち、現在はユネスコの世界遺産「セーヌ河岸」の一部に指定され、パリ市が管理。許可を受けた約240人が営業している。

 「20年前この店を開いた。読書は好きだったが、別にブキニストになりたかったわけじゃない」

 ベルナール・テラード(62)は、高級レストラン「ラ・トゥール・ダルジャン」近くの河岸で、ミステリーなどの古書を専門に扱っている。南フランスのモンペリエで生まれ、各地を転々とし「風に吹かれているうちに、この仕事に就いた」。ミステリー小説が大好きで「日本の西村(京太郎)や江戸川(乱歩)も愛読しているよ」と言う。

 場所代は無料。週4日以上開店という以外、さほど縛りはない。好きな時間に仕事を始め、日が暮れる前に店じまい。川風に吹かれ、いすに座って読書しながら客を待つ。はた目からは、優雅な商売に見えるのだが…。

この仕事は、本が無くなろうとする流れにレジスタンスしているようなもの

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ