「頭が良すぎると男性に敬遠され、婚期を逃してしまう」
小池百合子都知事、蓮舫民進党代表、稲田朋美防衛大臣など、近頃、女性リーダーが増えました。世界に目を向ければ、EUの命運を握るイギリスとドイツの首相も女性です。アメリカでも11月には初の女性大統領が誕生するかもしれません。
ビジネスの世界でも、女性リーダーの登用が加速しています。日本政府は2020年までに「指導的地位に占める女性の割合」を30%まで高める目標を出しました(現状は約10%)。実際、日本経済新聞社による「人を活かす会社」調査では、企業における女性執行役員の数が、昨年対比で22%も増加。今後、女性が組織を引っ張っていくリーダーの役割を担う機会はますます増えていくでしょう。
このような時代ですから、小中学生の子供を持つ親の多くは、勉強をがんばって頭のいい子に育って社会で大活躍してほしいと願っているに違いありません。それが、息子ではなく娘であっても。ところが娘の場合、頭がよすぎると、かえって親たち(特に母親)は急に不安になることが多いのです。なぜなら、こう思うから。
「あまりデキすぎると男性に敬遠されて、婚期を逃してしまうかもしれない」