「駅男」と書いてエキメン。京都市営地下鉄の駅周辺で熱く働き、輝く男性のことです。
市営地下鉄若手職員チームの発案で昨年始まった増客プロジェクトです。彼らが働く店の最寄り駅に、店を紹介する顔写真付きポスターを掲示。店には地下鉄への案内を貼り、エキメンが地下鉄利用を呼び掛けます。
当初は職員が1軒1軒店を探して頼んでいましたが、今では「この店にエキメンがいます」といった情報提供や紹介も増え、「我こそは」と立候補する人もいるそうです。現在25駅66人が認定されています。
京都駅のエキメン、丹治雄樹さんは「丹治蓮生堂」の和ろうそく職人。店では和ろうそく作りも披露しています。烏丸御池駅の宮崎学さんはハワイアンカフェ「Fukumimi」のシェフです。二条城前駅のエキメンはカナダ出身、京都で茶道を学んだランディーチャネル宗榮さん。和カフェ「らん布袋」で茶道教室を開いています。
地下鉄を元気にする企画はエキメンだけではありません。5月末までは沿線9大学の学生によるアートを各最寄り駅に飾った「駅ナカアートプロジェクト」を開催。大学のまち・京都ならではの取り組みですね。
エキメン&アート。今、京都は地下鉄が旬なのです!
<プロフィル>
さわ・ともか 元東北放送勤務。1男1女のママ。パパの海外赴任に伴い、海外での子育ても経験。子育てアドバイザーの資格も持つ関西在住のフリーアナウンサー。
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