不苦労、福来郎、福龍。全部フクロウと読みます。縁起のよい名に引かれるのか、巷で人気のフクロウカフェ。広島市中区袋町にも「オウルドベース」が開店しました。「フクロマチのフクロウカフェ」です。
フクロウや鷹など約30羽がいて、1羽だけは手に乗せられます。来店者は1時間の利用時間中、席に座ろうともせずに鳥との触れ合いに夢中。当初用意したドリンクメニューは注文が見込めず、早々にやめました。
経営者は千葉市から来た青山智之さん、玲子さん夫妻。3年前、静岡・富士花鳥園の受付にいるフクロウに「カウンターでも飼えるの」と驚きます。元々猛禽類に関心があった玲子さんは、ペットにするだけでなくフクロウカフェを持とうと決め、ブリーダーのもとで何百羽もヒナを育てカフェで働きました。
競争が激しい首都圏は避けようと全国を調べた結果、競合相手がなく、活気があって県外の客も見込める広島に。フクロマチという名も決め手でした。
実際私もフクロウに接してみると、大きな丸い目、羽を広げてエサを食べる力強い姿に虜(とりこ)になってしまいました。リピーターが多く、予約が必要な日もある、というのも納得。縁起鳥がくれる癒やしの空間、「幸福の基地(ベース)」なのです。
<プロフィル>
しみず・のぶよ 山口県出身。FMきらら、山口朝日放送などで活動し、現在は広島県でフリーアナウンサーとして活動中。
◇
局アナnetはテレビ局やラジオ局に「局アナ」経験を持つアナウンサーのみが登録できる日本初の会員組織。転職支援やキャリアアップのコンサルティングサービスを行っています。関連サイト(http://lt-j.com/)では、関連動画がごらんになれます。
★通販サイト向けサービス「局アナnetリポート動画」(http://www.kyokuana.net/)をスタートしました。