【局アナｎｅｔ】サル年だから？嵐山の外国人人気スポットへＧＯ！　さわともか

　京都・嵐山といえば神社仏閣はもちろん、何より春は桜、秋は紅葉です。その名だたる景勝地で平日の客の９割を欧米人が占めるユニークな人気スポットが、野生のニホンザル約１２０匹が暮らす「嵐山モンキーパーク　いわたやま」です。

　さっそく平日の昼下がり、訪ねてみました。入園口は桂川にかかる渡月橋（とげつきょう）に近い櫟谷宗像（いちたにむなかた）神社の階段を上がったところにあります。標高１５５ｍの山頂までかかった時間は約２０分。遊歩道で出会うのは、本当にイタリア、ドイツ、オランダ、スペインといった国からやってきた観光客ばかりです。

　少し汗をかいたところで休憩所前のエサ場に到着。浅葉慎介園長（５２）に話を聞くと、「欧州や北米には猿がいないうえ、檻に入らず、自然の中でふれあえるのも動物愛護意識が高い欧米人に好まれているのでは」と解説してくれました。

　開園は１９５７年ですが、やはり起爆剤はインターネットです。世界的な旅行の口コミサイト「トリップアドバイザー」で「外国人に人気の日本の観光スポット」の上位に入り、話題が話題を呼んだようです。

　京都市が一望にできる展望台もあります。２０１６年はサル年。日本人にもひと味違った京都を楽しませてくれそうです。

＜プロフィル＞

さわ・ともか　元東北放送勤務。１男１女のママ。パパの海外赴任に伴い、海外での子育ても経験。子育てアドバイザーの資格も持つ関西在住のフリーアナウンサー。

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