「おっちゃんとおばちゃん」というフリーマガジンが今春、京都で創刊されました。8月に第2号が出たのですが、この名からどんな内容を想像します?
実は若者向け就職情報誌。収入や知名度、親の願いでなく「幸せ度」で仕事を選び、おっちゃんやおばちゃんになっても楽しく働き続けてほしいとの思いから、名付けられました。
創刊号では81歳で熱意と向上心を持ち、貪欲に仕事をする現役のかばん修理職人や、京大大学院修了後、外資系金融機関で活躍中に一転してチョコレート会社を立ち上げた30代男性を特集。「ノルマなし」の自動車販売会社、海外進出をめざす、がま口専門店などひと味違う企業の求人広告が並びます。
「大学のキャリアセンターの人が就活生の無闇な大手志向に悩んでいた。中小企業は食べていけないと思い込む学生も多い。社員が幸せで成長を続け、人手が足りない中小企業はたくさんあるのに」と円城新子編集長。知られざる耳寄りな企業情報を丁寧に紹介しています。
年4回、各1万部発行。関西の大学、一部ハローワークに配置、「おっちゃんとおばちゃん」の公式サイト(www.occhan-obachan.com)でも読めます。うたい文句通り、京都から「仕事の見え方が少し変わる」かもしれません。
<プロフィル>
さわ・ともか 元東北放送勤務。1男1女のママ。パパの海外赴任に伴い、海外での子育ても経験。子育てアドバイザーの資格も持つ関西在住のフリーアナウンサー。
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