「わあ、オアシスだな。こんな所があったのか」 高橋尚子さんらを育てたマラソンの名指導者の小出義雄さんが初めて訪れたときに感動した千葉県佐倉市の住宅街にある西志津スポーツ等多目的広場。東京ドームのグラウンドの約1・8倍、1周500メートルのランニングコースがありますが、広~い野っぱらというのがピタリとくる場所です。
この広場で2003年7月20日にスタートしたラジオ体操の参加者が、今年2月15日、累計50万人に達しました。
初日の参加者はわずか7人。でも、その年、夏休みの後も続けられるようになると、徐々に参加者が増え、13年目の夏となる今年は連日200人以上が集まっています。休みだった正月三が日と雨天の日も、参加者の要望で昨年からは年中無休になりました。
縁の下の役員さんは開始50分前にラジオをセッティングし、公園周辺のゴミ拾いをしています。当初は120本以上あったタバコの吸い殻も今では10本程度に減りました。
主催の佐倉市西志津地区まちづくり協議会会長の臼井尚夫さんは「長年の積み重ねと地域の力。広場が狭くなるほど集まってほしい」。毎朝のラジオ体操が広場を大きなコミュミケーションの場に育てています。
<プロフィル>
さわの・ゆき bayfm情報アナウンサー。トレイルランニング歴10年目に突入。大会MC等での活動も拡大中。
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