大河ドラマ「花燃ゆ」で脚光を浴びる山口県萩市に県内初の世界遺産が5つ生まれました。
西洋式の鉄製大砲鋳造を目的に試作された「萩反射炉」、西洋式帆船の丙辰丸、庚申丸を建造した「恵美須ケ鼻造船所跡」、造船の原料鉄を供給した「大板山たたら製鉄遺跡」、吉田松陰が主宰した「松下村塾」、そして「萩城下町」です。
幕末からわずか半世紀という短期間で産業化を達成した最初期の産業遺跡、城下町や教育機関などが全て揃っているのが萩の世界遺産の特徴です。
なかでも吉田松陰や高杉晋作、久坂玄瑞ら幕末の志士たちが歩いた町並みがそのまま残る「萩城下町」は、江戸時代の地図が今も使えるというから驚き。町全体が世界遺産であり、志士たちが暮らし、目にした風景に直に触れることができる歴史の生きた舞台です。
激動の時代に萩市で育まれた文化や近代化にいち早く挑戦した歴史は維新の原動力となり、日本の産業革命への原点となりました。遺跡の前に立つと真っ直ぐに生きた先人たちの、そして若い日本の熱意が今も宿っているかのように伝わります。
忘れかけていた思いが呼び覚まされる、萩市はそんな町なのです。
<プロフィル>
しみず・のぶよ 山口県出身。FMきらら、山口朝日放送などで活動し、現在は広島県でフリーアナウンサーとして活動中。
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