千葉県市原市にある「市原ぞうの国」。飼育している象は12頭と国内最多を誇ります。園長の坂本小百合さんが著した「ちび象ランディと星になった少年」は映画にもなったので、ああ、あそこか、という人もいるのではないでしょうか。
一番の呼び物は、象たちがタイの象使いとともに繰り広げる「ぞうさんショー」です。私が取材した日は春休みとあって開演1時間前から席取りする人も。鼻で回すフラフープにタンバリンを叩いてのダンス。象の背に乗るライド券、鼻にぶらさがるリフト券は、休日には早い時間に完売になるほどです。
これからの季節のおすすめは夏限定の「ぞうさんの水浴び」。象に水をかけられると子供たちは大はしゃぎで、水着持参の子もいるそうです。
とことん象と楽しめる「ぞうの国」ですが、他園の象の出産飼育や子育て支援もしています。神戸市立王子動物園から預かっているオスの「結希」は、メスの「りり香」の親の母乳で育ちとても仲良し。いつかこの2頭の間に子象が生まれたら、と期待されています。
カピバラ、ワニ、ラクダなど約400の動物や鳥が暮らす同園。今年は象2頭が誕生する予定で一段とにぎやかになりそうです。
<プロフィル>
さわの・ゆき 日本道路交通情報センターを経てbayfm情報アナウンサー。トレイルランニング&大会MCは11年目。
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