【Q】子供の就職活動が心配ですが、どう接していいかわかりません
【A】社会人への通過点ということを理解して、自立をサポートしましょう
就活中の学生の皆さんは、忙しい時期になってきました。保護者の方も「うちの子はうまくいくのだろうか…」と漠然とした不安を抱えていることも多いと思います。実は、就活を理由に「親と口論になった」という学生もいます。心配から、つい口出ししてしまったことがあだになることもあるのです。お子さんとのコミュニケーションでは、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
まず、就活は「社会に出るための準備である」ということを考えてください。社会人になったら、保護者が仕事に介入することはできません。お子さんは、上司など周りからのサポートを得ながら、自分自身で判断し業務を行います。ですから、就活については「極力見守る」姿勢で接しましょう。学生に就活中の親とのやりとりでうれしかったことを聞いてみると、「話を聞いてくれたこと」をあげる場合が少なくありません。ただ黙って聞き役に徹してくれたことで優しさを実感した、という話もあります。