スマホゲームに新潮流、現実世界と融合 実況中継や拠点巡り (3/4ページ)

2016.3.5 17:11

「e-Sports」の大会で対戦する参加者=1月、東京・秋葉原

「e-Sports」の大会で対戦する参加者=1月、東京・秋葉原【拡大】

  • 神奈川県横須賀市で開催された位置情報ゲーム「Ingress」のイベントの参加者(横須賀市提供)

 ただ、ゲーム開発のエイチームの中内之公取締役は「ゲームの利用者数の伸びは鈍化していて、新作ゲームの人気も以前ほど長続きしない。経営が厳しいゲーム会社は少なくない」と指摘。新たな楽しみ方を提案し、利用者を増やすことが課題という。

 観光客誘致

 米IT大手、グーグルから独立したナイアンティック社が開発した位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」も、自治体が観光客誘致に活用するなど、新しい利用者獲得が期待されている。

 イングレスは、世界中の参加者が緑と青の2チームに分かれ、実際の街のシンボルや史跡といった「ポータル」と呼ばれる拠点を訪れることで、陣取り合戦をするゲーム。2013(平成25)年11月のリリース以来、世界で1400万回以上ダウンロードされているという。歩き回るのでダイエットにもなると人気だ。

「ゲームを通して職員と利用者との交流も深まり、地域の魅力発見にもつながった」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。