ただ、ゲーム開発のエイチームの中内之公取締役は「ゲームの利用者数の伸びは鈍化していて、新作ゲームの人気も以前ほど長続きしない。経営が厳しいゲーム会社は少なくない」と指摘。新たな楽しみ方を提案し、利用者を増やすことが課題という。
観光客誘致
米IT大手、グーグルから独立したナイアンティック社が開発した位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」も、自治体が観光客誘致に活用するなど、新しい利用者獲得が期待されている。
イングレスは、世界中の参加者が緑と青の2チームに分かれ、実際の街のシンボルや史跡といった「ポータル」と呼ばれる拠点を訪れることで、陣取り合戦をするゲーム。2013(平成25)年11月のリリース以来、世界で1400万回以上ダウンロードされているという。歩き回るのでダイエットにもなると人気だ。