【用語解説】冒険遊び場
子供たちが「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、地域住民によって運営される遊ぶ場。大人は子供のやりたい遊びを見守り、子供同士のトラブルもできるだけ自分たちで解決させる。プレーリーダーと呼ばれる専門職員が、子供と遊びの素材(ロープや廃材、シートなど)を用意したり、危険箇所を点検したりしている遊び場が多い。整備された公園よりもガラクタが置かれた空き地の方が子供たちが生き生きとするという視点から、1943年にデンマークで提唱され、日本では30年ほど前から各地で取り組みが始まった。NPO法人「日本冒険遊び場づくり協会」(東京都世田谷区)によると、常設と不定期開催を含め、全国で約400ある。全国の冒険遊び場は同協会ホームページ(www.ipa-japan.org/asobiba)で検索できる。