敷地面積日本一、コスプレの聖地へ 菊地喜美子
局アナnet山形県鶴岡市にある日本一の敷地面積を誇る撮影所「スタジオセディック庄内オープンセット」。かつて庄内映画村と呼ばれたころから、「おくりびと」「おしん」など数々の映画が撮影されてきました。
広大な撮影所を専用バスで移動。使用セットの見学に、貸衣装を着た記念撮影、映画づくり体験やロケ弁も味わえる。
映画やドラマの世界をとことん楽しめる人気スポットですが、今変化が起きています。全国のコスプレーヤーたちが続々と訪れているのです。
きっかけは映画「るろうに剣心京都大火編」や、「予算の少ない冒険活劇」として人気を博し、シリーズ新作の放映が決定したテレビドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」がここで撮影されたこと。なにしろ、リアルなセットに加え、血のりの使用もOKなので、時代劇や戦国時代を舞台にしたゲームのキャラクターになりきれるんです。
コスプレヤーは入場料が安くなるなどの特典付きイベント開催で人気に拍車がかかり、今では週末・平日問わず、多い日は50人近いコスプレイヤーが訪れるそうです。
今後は数百人規模のイベントも開きたい、とスタッフも意欲満々。本気で「コスプレイヤーの聖地」をめざしてます!
<プロフィル>
きくち・きみこ NHK山形放送局を経て、小学校教師に転身。その後フリーアナウンサーとして、司会をメインに活動。
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