何とかならんのか!“痛”勤地獄 混雑率「軽減」も実感なし、ホームドア導入は逆効果 (1/3ページ)

2017.2.11 16:10

オフィスに着く前にくたくたになる(一部画像を加工しています)
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 毎日の通勤ラッシュは苦痛だ。事故やトラブルで電車に遅れが出れば、余計にイライラが募る。そんな怒りが爆発したトラブルが先日、東急田園都市線で起きた。実は電車の混雑率は減っているが、なかなか実感は湧きづらい。「通勤地獄」をちょっとでも改善する方法はないのだろうか。

 トラブルが起きたのは19日午前7時35分。東急田園都市線上り線の溝の口駅(川崎市高津区)で乗り降りの際、乗客同士が「ぶつかった」「ぶつからない」と口論になった。問題の電車は安全確認の後、約3分遅れで同駅を発車したが、別の列車の安全確認や別の駅のホームに人があふれたことで、遅れは増大した。

 ツイッターにはトラブルについて、「鷺沼駅で『乗りまーす』と言いながら、無理やり体当たりしながら乗った客が、溝の口駅で『降りまーす』と言いながら体当たりしながら降りて、喧嘩(けんか)です」などと書き込まれていた。

 体当たりするというマナー違反は論外だが、ちょうど通勤ラッシュ時の発生で、車内の混雑が原因の1つであることがうかがえる。混雑で知られる田園都市線ならではのトラブルかと思いきや、実は同線よりも混雑率の高い路線はある。

 国土交通省は主要区間で継続的に混雑率を調べ、「東京圏における主要区間の混雑率」として公表している。

大手私鉄の混雑率は238%から152%に減少

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