五輪柔道 山部佳苗が「銅」、トルコ選手に優勢勝ち
リオデジャネイロ五輪は大会第8日の12日、カリオカアリーナで柔道女子78キロ超級が行われ、山部佳苗(ミキハウス)は3位決定戦でカイラ・サイト(トルコ)に優勢勝ちし、銅メダルを獲得した。
山部は開始23秒に大外刈りで技ありを獲得。その後は、効果的に技を仕掛けることができず、指導を3つ取られたが、耐え抜いて勝利をもぎ取った。(五輪速報班)
「今までやってきたことに悔いはないけど…」
リオデジャネイロ五輪の柔道女子78キロ超級3位決定戦で同メダルを獲得した山部佳苗(ミキハウス)は、「今までやってきたことに悔いはないけど、もっとここで表現できたんじゃないか」と悔しさをにじませた。試合後の一問一答は以下の通り。
--同メダルですよ。今どんな気持ちですか
「準決勝、決勝ともっと自分の柔道ができたんじゃないかと悔いがあるので残念です」
--準決勝で敗れてどんな風に気持ちを立て直しましたか
「絶対にメダルを持って帰るという気持ちで戦いました」
--その山部さんが目指す柔道はできました
「悔いは残ってないですけど、今までやってきたことに対して悔いは残ってないですけど、もっとここで表現できたんじゃないかっていう気持ちはあります」
--薪谷翠コーチと二人三脚、報われましたね
「本当は金メダルでお礼がしたかったですけど、ちょっと残念です」
--新谷コーチも懸命に涙をこらえていましたよ
「そうですか。まだしゃべってないので」(五輪速報班)
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