KDDI、東京五輪に向けてスポーツクライミングを支援 日本人選手4人と「TEAM au」結成 (1/2ページ)

2016.8.22 15:00

野口選手によるデモンストレーション。難易度は「ハシゴを登るようなもの」だったという
野口選手によるデモンストレーション。難易度は「ハシゴを登るようなもの」だったという【拡大】

  • KDDIが契約したボルダリングの世界トップ選手ら。左から楢崎智亜選手、野口啓代選手、野中生萌選手、藤井快選手

 ■【ケータイWatch】

 KDDIは、スポーツクライミングのオフィシャルスポンサー契約を締結し、世界トップクラスの日本人選手4人と契約し「TEAM au」を結成した。特設サイトがオープンされており、競技の解説や「TEAM au」の選手紹介、大会映像の配信を行うほか、今後もスポーツクライミングの情報を拡充していく。

 KDDIは日本山岳協会のスポーツクライミングカテゴリーのオフィシャルスポンサーとして契約を締結。スポーツクライミングには、規定の時間内に少ないトライ数で多くの課題をこなせるかを競う「ボルダリング」、高さを競う「リード」、速さを競う「スピード」の3種目が設定されており、今回はボルダリング種目で活躍する野口啓代選手、野中生萌選手、藤井快選手、楢崎智亜選手の日本人選手4人と契約した。

 世界各地で開催され全7戦の総合成績を競うIFSCのボルダリング・ワールドカップランキングでは、2016年8月現在で、野口選手が女子世界ランキング4位、野中選手は同2位、藤井選手は男子世界ランキング1位、楢崎選手は同2位と、いずれも世界トップクラス。選手層の厚さもあり、ボルダリングのワールドカップでは国別ランキングでも日本が他国を圧倒する形で1位になっている。

 なお、20年の東京オリンピックでは、追加競技として、野球・ソフトボール、空手、サーフィン、スケードボードと並んでスポーツクライミングが正式に決定しており、上記のスポーツクライミングの3種目を組み合わせた「複合」として男女2種目がIOCに提案されている。ルールの詳細は今後決定される。

 スポーツクライミングは、日本全国で専用施設が年々増加し、15年には435施設と、直近6年間で3.8倍に増加。競技人口も60万人まで拡大している。男女や年齢を問わず楽しめるのも特徴とされる。

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