経営再建中のカナダの携帯電話メーカー、ブラックベリーが1日発表した2015年12月~16年2月期決算は純損益が2億3800万ドル(約266億円)の赤字となり、前年同期の2800万ドルの黒字から赤字転落した。
スマートフォンの販売不振が業績の足を引っ張り、成長分野と位置付けるソフトウエア・サービス事業の売り上げは伸びたものの補えなかった。
同時発表した16年2月期決算は純損失が2億800万ドルと前期の3億400万ドルから縮小した。研究開発費などのコスト削減が寄与した。売上高は前期比35%減の21億6千万ドルと落ち込んだ。(共同)