法人向け翻訳通訳サービスを行うエイアンドピープルは、化粧品事業の販売体制を強化する。その一環として肌関連のサービスを提供するマクセルスマートコミュニケーションズ(東京都渋谷区)と提携。肌の変化を簡単に確認できるマクセル製の機器と、トライアルキットを組み合わせて発売し、新規顧客層の開拓を図る。また、ブランド力の強化を図るため国内百貨店での販売を目指す。
マクセルの機器は、卵形をした肌レンズ「ミモレ」。スマートフォンに装着して肌を撮影した後、アプリの「ハダモア」で肌の状況を点数化し、アドバイスを行う仕組みだ。
具体的には透明感やシミ、美白度、シワなど6項目で構成。各項目ごとの状況を点数で表現するほか、改善に向けたワンポイントアドバイスも行う。
一方、エイアンドピープルが提供するのは、ビタミンCの172倍に相当する抗酸化力などを配合した、高性能タイプのスキンケア化粧品「MACHIKO」。同社の浅井満知子社長が出産を機に、肌のトラブルに巻き込まれたのがきっかけとなって開発した。モイスチュアソープやモイスチュアクレンジングジェルなど4品目によって構成されており、主要ユーザーとして想定しているのが忙しく働く女性。シンプルな手入れでしっかりとした答えを出せる製品としたのが特徴だ。