日本企業、中国経済で決算に明暗 ANAなど営業益が過去最高 (1/2ページ)

2015.10.29 07:00

中国人観光客でにぎわう東京・銀座。爆買い効果で運輸各社の業績は好調だった

中国人観光客でにぎわう東京・銀座。爆買い効果で運輸各社の業績は好調だった【拡大】

 中国経済の恩恵を受けてきた日本企業で、明暗が分かれている。訪日中国人客の増加が続く中、航空、運輸各社の2015年9月中間連結決算は、中間期として過去最高益を記録。一方、建設機械大手2社は、現地需要の落ち込みの余波を受け、減収減益となった。

 ANAホールディングスが28日発表した15年9月中間連結決算は、営業利益が前年同期比49.8%増の867億円に上り、中間期として過去最高だった。収益を大きく牽引(けんいん)したのは国際線だ。訪日客の急増を取り込んで外国人旅客数が66%増加し、特に中国線では80%増と大幅に伸びた。

 売上高は6.6%増の9112億円、最終利益は50.9%増の539億円で4期連続の増収増益だった。

傘下の全日本空輸は今月、羽田-上海線を1日2往復へと拡充したばかりだが…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。