MVNO各社、サービスも多様化
MVNO各社は料金プランや特典で差別化を図っており、ユーザーには使い方に合わせてサービスを選べるメリットもある。最大手のOCN モバイル ONE(NTTコミュニケーションズ)は1日ごとに使えるデータ通信量が決まっている節約プランを、2位のIIJmio(インターネットイニシアティブ)は一時的に通信を高速化してインターネット利用のストレスを低減する技術を提供している。
勢いがあるのは7月に本格参入したFREETEL(フリーテル、プラスワン・マーケティング)だ。業界最安クラスの料金、2年縛りがない契約、家電量販店専用コーナーでのサポート体制などSIMフリー初心者でも使いやすくする取り組みが奏功しヨドバシカメラで3カ月連続シェア1位になっている。アプリをダウンロードするパケット料金がかからない世界初のアイフォーン・アイパッド向けプランや高速通信を維持する対策も好評で先行する各社を猛追している。