MVNO(仮想移動体通信事業者)の「FREETEL(フリーテル)」を手掛けるプラスワン・マーケティングは2日、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba(東京千代田区)で新製品発表会を行った。
アンドロイド5.1を搭載するスマートフォン「SAMURAI MIYABI(雅)」は1万9800円。カメラ1300万画素、ROM(保存できるデータの総量)32GBなど同価格帯の格安スマホより高性能だ。FREETELは2日から本体カラー白の販売を開始し、9日発売の黒とシャンパンゴールドの予約も始めた。
また1万2800円のエントリーモデル「Priori(プリオリ)3 LTE」も近日中に発売される予定だ。
同時にアイフォーン・アイパッド向けのSIMカードを9日に発売すると発表した。通信プランと料金は従来のものと変わらないが、アプリをダウンロードするときに発生するパケット通信料が無料になる特典がつく。アンドロイドスマホでも通信できるという。
発表会に出席した増田薫社長はヨドバシカメラマルチメディアAkibaに新たに設置された大型FREETELコーナーを紹介した。専門スタッフが回線の契約や修理の相談に対応していく。増田社長は「ハードウェアと通信のSIMを手軽に店舗で購入できる環境を作るのが使命だ」と話し年内に全国のヨドバシ全店にコーナーを設ける計画を明かした。