一方、MVNO(仮想移動体通信事業者)の中でもサービスの充実で存在感を示してきたプラスワン・マーケティングの「FREETEL(フリーテル)」。ヨドバシカメラで2カ月間シェアトップになったのを受け、毎月回線を増速する「回線増速マラソン」を実施している。
FREETELのプランはデータ通信が100MBで月額299円から。十分な価格競争力を土台に高速通信の使い勝手をさらに高めることでユーザーを増やしたい考えだ。そして、大手3社が値下げに向かう中、この高速通信をアピールする“奇策”のようなキャンペーンを10月に実施する。
FREETELの料金システムは使ったデータ量に合わせて月額料金が増える仕組みだが、月内に限りすべてのユーザーが追加料金なしで10GBまでの高速通信を使えるようにするという。まずは通信の快適さを体験してもらおうとの狙いがうかがえる。