今月中旬から本格展開するセブン-イレブン・ジャパンは、2002年度から始めた地域別のつゆを今年は最多の8地域に分ける。煮込み時間の経過で、だしのうま味が失う欠点を改善するため、今年はコンブとかつおだしをベースにした基本つゆに加え、かつおだしの風味が強い継ぎ足し専用のつゆを新たに開発。「いつでもおいしいおでんの提供を可能にした」(同社)。
ローソンは7年ぶりにつゆを全面刷新して11日から販売を始める。全国一律のつゆで展開してきたが、今年は6地域で別々のつゆを使用する。地域に親しまれる味わいにすることで消費者の「指名買い」を狙う。