苦境の国内市場、新型車でてこ入れ ダイハツ強気、三菱自はブランド復活意欲 (2/3ページ)

2015.6.19 06:42

ダイハツ工業の「コペンセロ」(左)と「コペンローブ」。外装パーツを交換できる=18日、東京都港区

ダイハツ工業の「コペンセロ」(左)と「コペンローブ」。外装パーツを交換できる=18日、東京都港区【拡大】

  • 三菱自動車の相川哲郎社長

 ただ、ダイハツはセロの投入でコペンの月間販売目標を従来の700台から800台に引き上げるなど強気の姿勢を見せ、「軽は親しみやすい車という流れを作りたい」と意気込む。

 一方、三菱自は大幅改良したアウトランダーPHEVを7月9日に発売する。現行モデルは2013年に投入したばかりだが、欧州の高級車メーカーなども相次いでPHVを投入しており、改良で対抗。

 モーターとエンジンの制御を最適化し、加速性能や燃費性能を高め、電気で走行できる距離も伸ばしたという。

 旗艦モデルとして、力強さを強調する同社の新たなデザインコンセプトを採用。車両前面の外観を一新したほか内装の質感にこだわり、車内の振動を抑え、静粛性を高めた。価格は税込み359万6400円からで、29万円を限度に国の補助金を受けられる。国内の月間販売目標は1000台。

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