「ブロードウェーは究極の(あこがれの)場所。子供の頃から夢見ていた」。NHK連続テレビ小説のヒロインを務め、今年10月、ブロードウェー・ミュージカル「シカゴ」への出演が決まった米女優、シャーロット・ケイト・フォックス(29)が8日、都内で行われた会見で喜びを語った。
朝ドラ「マッサン」人気で、会場には70社約120人の報道関係者が集合。朝ドラでの良妻賢母のエリー役とは180度違い、小悪魔的なロキシー・ハート役らしい黒のセクシーな衣装で登場し、会見の冒頭、「ロキシー」など作品楽曲メドレーを披露した。
シャーロットは「シカゴ」でブロードウェー出演が決まったときの喜びを「胃が上がって気持ち悪くなった」と表現。「頭の片隅から『力不足』とささやく声も聞こえるが、その声が黙るまで稽古を重ねたい」と意欲十分だ。
また、欲望のためには手段を選ばないロキシー役については、日本語で「子供みたい」と言った後、英語で「私は悪い女性と思っていない。自分の世界を持って生きている女性」と評した。