プラットフォームには、Android 4.0を搭載し、単体でWebブラウジングやネット動画などが楽しめるほか、スマートフォンやタブレット端末内のコンテンツをワイヤレス接続で視聴できるMiracastをサポートしている。また、ジャイロ、加速度、地磁気などの各センサー、30万画素カメラ、GPS機能、Bluetoothを備えており、単体でさまざまなアプリの利用が可能だ。ワイヤレスミラーリングアダプターを使用すれば、HDMI接続対応のレコーダーなどに録画したコンテンツをワイヤレスで視聴できる。もちろん、3Dにも対応しており、あたかもそこにあるかのような立体映像が楽しめる。
この「BT-200」について、同社の津田敦也ビジュアルプロダクツ事業部HMD事業推進部長は「エプソンが培ってきたマイクロディスプレーやプロジェクターで使われるレンズ技術を応用したものです。『われわれが持つコア技術の組み合わせを変えていけば、違う製品が生まれるのではないか?』と考えたのが開発のきっかけです。また、液晶のタブレットやスマートフォンは、すでにあの手この手をやり尽くした感があるところに、やはり、外で大画面を見るニーズは今後増えるだろうと。その2つのポイントで開発がスタートしました」と話す。