セイコーエプソンは2日、腕にはめるだけで高精度に脈拍を測ることができ、ランニングなどのスポーツや健康管理などに活用できる腕時計型ウエアラブル端末の新製品5モデルを17日から順次発売すると発表した。同社では、5モデル合わせて、初年度7万台の販売を目指す。
従来、正確な脈拍を図る場合、時計とは別途、胸にセンサーのついたベルトをはめる必要がある製品が多いが、新製品は、腕時計型端末裏側に高精度センサーをつけ、胸ベルトは不要とした。時計で得られた脈拍数などのデータは、スマートフォンと連携し、一日の活動履歴などを残すことができるという。
今回は、脈拍の計測データなどから運動強度やカロリー量、睡眠状況などを測れる腕時計型端末「パルセンス」シリーズ3モデルと、脈拍計測とGPSセンサーによる位置情報取得が同時にきる「リスタブルGPS」シリーズ2モデルを投入する。
パルセンスシリーズのうち「PS-500B」の市場想定価格は、税別1万9800円。