NTTドコモは30日、スマートフォン7機種を含む携帯電話、タブレット端末など冬春モデル計16機種を10月から順次発売すると発表した。スマホは全機種が高速データ通信サービス「LTE」による高品質な音声通話に対応したほか、スマホとタブレット端末の計9機種にCDより高音質なオーディオ機能を提供する。
韓国サムスン電子製の「ギャラクシー ノート」など2機種は、同社として初めて1つの周波数帯で送受信を行える通信規格「TD-LTE」をサポート。国内最高速となる毎秒最大225メガビットの超高速データ通信に対応した「Wi-Fi(ワイファイ)ステーション」2機種を来年2月に発売する。
高齢者向けに使いやすさを工夫した端末「らくらくホン」の新モデルは防水機能や集音機能を備えたほか、遠隔地の家族などに利用状況を知らせる「つながりほっとサポート」にも対応する。子供向け端末「キッズケータイ」の新モデルは耐衝撃仕様とした。
ドコモは来年3月から子供の居場所や状態を家族がスマホなどで確認できる新たな見守りサービス「ドコッチサービス」を提供する。同サービスに対応した腕時計型ウエアラブル端末「ドコッチ01」を発表。加藤薫社長は「将来はシニア向けにも提供したい」と話した。