エプソンは27日、3D(3次元)映像に対応する家庭用プロジェクターを9月11日から発売すると発表した。3D映像も明るく高画質に投影できる高級モデル2機種と、手頃な価格で3Dの大画面映像が楽しめる2機種の計4モデルを投入する。
高級モデル「EH-TW6600W」など2機種は、部屋の明るさを自動認識し、最適なカラーモードで投写できる機能などを設けたのが特徴。一方、手頃な価格の「EH-TW530」は、軽量、コンパクト化を図り、移動も簡単にできるようにした。市場想定価格は、EH-TW6600Wが約22万円、EH-TW530が約7万円。
同社は、同市場で約6割のシェアを持つが、「市場に伸びしろが大きく、積極的な製品投入と認知度向上でシェア向上を目指す」(エプソン販売の鈴村文徳取締役販売推進本部長)とし、潜在需要の掘り起こしを急ぐ考え。