百貨店初売り、福袋に長蛇の列

2015.1.3 05:41

 主な百貨店での2015年の初売りが2日、始まった。三越日本橋本店(東京都中央区)では午前9時30分過ぎに4000人超の行列ができたことから、通常より10分早い9時50分に開店。福袋を求める来場客でにぎわった。

 人気は紳士向け衣料や、財布などの婦人雑貨、子供服などの福袋。朝6時半過ぎから並んだという30代の塾講師の男性は「紳士物の福袋を買おうと思っている。2万~3万円を使う予定」と語り、開店と同時に2階の紳士衣料売り場に急いだ。中陽次本店長は「昨年の12月半ばから腕時計などの高級品の販売が盛り返すなど、潮目が変わっている」と、好調を喜ぶ。

 このほか、松屋銀座店(東京都中央区)では、訪日外国人を意識して日本製のバッグなどの革製品を詰めた福袋を販売。そごう・西武は1日から初売りを始めている。

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